
4月30日、倉吉西高等学校にて開催された「チャレンジグループ活動発表会」に伺わせていただきました。
当日は、同校の生徒の皆さんが主体となって取り組んできた探究活動の成果が発表され、空き家対策やスポーツと観光の連携、不登校問題など、地域社会の課題を幅広く取り上げた内容となっておりました。
各グループは、現状の課題について詳細に調査・分析を行い、具体的な対策や提言をまとめて発表しました。
発表には説得力があり、実地調査やヒアリングを通じて得られた知見が随所に反映されていました。
どの発表からも、生徒の皆さんが真摯に課題と向き合い、丁寧に準備を重ねてきた様子がうかがえました。
発表後には、来賓として出席された市議会議員の方々や、他の生徒からも多くの鋭い質問が寄せられました。
発表者の生徒の皆さんは、一つひとつの質問に真摯に向き合い、自分たちの考えを的確に伝えておられました。
質疑応答を通じて、探究に対する理解の深さと行動力の確かさが感じられました。
「チャレンジグループ活動」は、倉吉西高等学校がキャリア教育の柱として位置づけている独自の学習プログラムです。
生徒の皆さんはこの活動を通じて、自ら課題を見つけ、情報を集め、整理・分析し、発信しながら、さらに次の課題を設定するという探究のプロセスを積み重ねておられます。
地域社会に目を向け、主体的に考え、行動しようとする生徒の皆さんの姿勢には、大いに感銘を受けました。