平成28年5月例会についてのご報告をさせていただきます。


日     時 : 平成28年5月26日(木)
会     場 : 倉吉シティホテル
担当委員会 : 30周年委員会


本例会では、小説「謀る理兵衛」著者である松本薫先生を講師に「豪商淀屋・その壮大なドラマ」というタイトルで、江戸時代の大坂で繁栄を極めた豪商である淀屋の基礎部分から謎に満ちたエピソードまで非常に興味深いご講演を頂きました。

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商都大坂の基盤をつくりながら大きく成長をとげていく淀屋の繁栄と謎につつまれた闕所をむかえるまでの歴史。確認できている中で唯一ののれん分けをし、番頭牧田仁右衛門を出身地の倉吉に戻し牧田家(倉吉淀屋)は大きく力を蓄えてゆく。

 

そして闕所から60年後に淀屋橋に牧田家が淀屋を再興させ大きく成長させる。しかし多くの謎を残しながら幕末から明治にかけて大坂淀屋、倉吉淀屋ともに店をたたみ表舞台から姿を消す・・・

多くのなぞを残した淀屋ですが、その壮大な歴史、実績、逸話、は興味をそそられるものばかりでした。

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松本薫先生のご講演を通して、倉吉淀屋と大坂淀屋のつながりと淀屋の魅力を会員全員で再確認することができました。

 


企業PRでは小林薬局有限会社、小林秀治君が3月例会に続く後編を行いました。スライドを交え薬局の歴史、倉吉の状況、取扱商品などをPRしました。

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